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新規上場を希望している会社が激増している中、証券会社の引受体制、準備会社の人材不足(質・量)も相俟って取り返しのつかない事態になっている会社からの気をつけるべき事例集。(ほんの一例) なんといっても会社のことを判断するのは自己責任。結局誰も見てくれていないんですから。
■登記申請書が司法書士任せで作ったら、原始定款の記載から真実と違った形でつくられていた。
■軽い気持ちで名義を借りたが、その後誰もそのままになっているなんて教えてくれなかった。 ○将来の訴訟リスクを抱え審査の段階で初めて指摘された。 ○実際は出資していないのに名義を借りたばっかりにとんでもないことになってしまった。
■第三者割当の価格が高すぎた。折角上場できそうなのに既存の大株主がそんな価格ではだめだといって結局証 券会社と折り合うことができなかった。そうしたら、上場できないのは会社の責任だといい始めた。
■直前期の第三者割当の価格が低すぎた。結局とっても低い価格が公募価格となってしまい、費用倒れの上場だ った。これじゃ銀行の借入金も返済できやしない。
■形式基準では大丈夫だからといわれ、申請期に第三者割当をおこなった。価格についてもきちんと算出根拠資 料を作ってもらい万全を期したが、取引所の申請の段階で当取引所は申請期に増資した会社は1年は待っても らっているといわれ、結局1年申請を延ばさざるを得なかった。 来期は本当に大丈夫だろうか。
■公告紙を官報から変更し譲渡制限をはずしたが、予算割れが大きく上場承認が延びたおかげで費用がかさみ、 その上株移動が起こって確認に手間取り、有価証券報告書から一連の書類を作ることが間に合わなくなってしまった。
■商法改正に伴い定款を変更した。株式取扱規定を変更しないまま審査を受けて、だめだしをされた。引受担当者も信託銀行もそこまで変更が必要だと誰も具体的に教えてくれなかった。
■就業規則を提出したら、証券会社の審査部から法令違反との指摘を受けた。ちゃんと届出もしたのに、また協 議からやり直さなければならない。
■証券会社の質問で税務署からの処分について質問があった。去年の申告でコンピューター関係で損金処理したものが資産計上しなければだめだということで、重加算税がかかった。 ○金額は大したことはなかったが申請は見送りとの連絡があった。今責任問題になっている。